
磯端(イショバタ)の蘇鉄
石抱しゅてぃほでりぃ
寄てぃく玉黄金
抱しゅてぃほでそ

行きゅる白雲に
縄かけて何しゅり
及ばざる加那に手さし何しゅり

大和旅すれば
月よでぃ待ちゅり
後世が旅すれば
ぬぅよでぃ待ちゅり

花は元あれば
2度かえてぃ咲きゅり
2度かえてぃ咲かぬ
な花 わ花

皿の水だもそよ
吹きば 波立ちゅり
我が悪さあてぃど
世間(よそ)が荒らす

十七、八ごろや
夜の暮れど 待ちゅり
いつが夜の暮れてぃ
我自由なりゅり
なきゃとわきゃゆらてぃ
いつ遊でぃみりゅり
遊ぶ時やしゅま
とけてぃ遊ぼ

山の樹ヌ高さ
風に憎まれり
肝高さ持てば
よそが憎む

飛びゅる鳥だもそ
先ニシど飛びゅる
我ヌヤ、ナキャ
心ニシどぉ、来ょたる
お十五夜のお月
神(髪)美らさ照りゅり
加那がじょに立てば
曇てぃたぼれ

神(髪)美らさ照りゅり
加那がじょに立てば
曇てぃたぼれ
